母親と私の過去と現在

気がつけばしばらく実家に帰っていない。帰るというか通勤途中に実家があるけど顔を出していないというか。結婚当初は母親から様子を窺うメールや電話があったけど、さすがにもうそんなこともない。もともと私はお喋りな性格じゃないから、実家にいるころから親と話すことがなかったんだよね。母親は寂しいみたいで、よくだれだれちゃんは学校であったことを話すのにあんたは何も言わない、って怒られてた。そう言われても、話すようなことがないから話さないだけでさ。逆にそんなに親にべらべら喋ることってなんなんだろう。友だち親子とか仲良しな人たちもいるけどね、私はよく理解できない。彼氏のことを相談するとかさ。うちの親は過保護だったのかな?そうでもないと思うんだけど、なんとなくウマが合わないというか、性格が合わないというか。なんでだろう。虐待されてたとか全然ないんだよ。ただ、いわゆる親の愛情がうざいとは思っていた。贅沢だよね。学校から帰るって電話すると迎えに行く!っていうから、それが嫌で電話しなくなったりとか。そんなことの積み重ねでだんだん口きくのが嫌になってったんだよね。それはたぶん中学生の頃からで、高校生でがっつり反抗期で、大学生になったらやっぱり自分の意思で全て決めたいと思って、大人になってもそのままだな。結婚して家を出れたときは正直やっとこれで自由になったと思ったもの。子を思う母の気持ちはわからなくもないよ。寂しい気持ちもわかるけど、だからと言って今更歩み寄ることもできないんだよな。タイミングを逃してしまった。次のタイミングは孫ができるとか、不謹慎だけどどちらかが亡くなるとか、そういったときだと思う。まあ人間だからいろいろあるよね。無理して仲良くする必要はないよ。仕事で疲れているのに休日に実家で疲れる必要ないじゃん。と自分に言い聞かせてる。親孝行したいときには親はなし、というけど、私もそうなっちゃうんだろうね。